師範日誌 182 「週末は審査会」
徒然なるままに・・・
フェイスブックの写真を変更して空手モードに。今週末土曜、日曜は代表を務める空手・護身術の会 健進会の今年後期昇級審査ということで気持ちを切り替え。
と言いつつ、これを録画しておいた東京ジャズを流しながら書いている。
音楽関連では近々、サックスの片山広明氏、ピアノの佐山雅弘氏が相次いで亡くなった。
振り返れば30数年前、私がサックス修行中でジャズにわりと浸っていた頃、師事していた榎本秀一氏のお誘いで渋谷毅氏のライブに参加させてもらったことがあった。大勢の管楽器プレイヤーが集い、確か「キャラバン」を演ったように記憶している。
片山さんや佐山さんとの面識は無いのだが、当時から日本ジャズを根底から支えている逸材という認識だった。
両氏とも67歳、64歳という若さで逝ってしまった。
でも周囲は惜しいと言うだろうが、好きなジャズに身を捧げ、好きなものを食べ、好きなものを心ゆくまで呑み、それで逝ったとしたら、満足な人生だったのではないかと思う。
長生きしたいと願う人は多いと思う。
でも濃い生き方をしたいと願うのもありだと思うのだ。
話は変わって武道。
この世界に身を置いて30年をゆうに超えた。
健進会を立ち上げて丸17年だ。
その間にようやく師範代が誕生し、指導員が育ってきた。
継続してきた方々には感謝しかないのだが、まだまだこれから。
組織の歴史としては道半ばである。
葛西、津田沼合わせて会員40名ほど。小さな会ではあるがコツコツと続けていく所存だ。
男54歳にして全く成し得たものがなく、ひと昔前のCMよろしく「24時間働けますか」を体現している日々。
3足半の人生はまだ当面続くだろう。
そんな中で柔軟な心、クリエイティブな気持ちは失いたくないと感じている。