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師範日誌 82 〔愛情か暴力か・・・〕

最近、教師の体罰による高校生の自殺に端を発し、女子柔道のパワハラ等々マスコミに教育やスポーツ指導のあり方に関する話題が取り上げられることが多い。

ここ最近始まったことではなく、スポーツの世界においては特に日本では昔から常態化していたものでもある。いわゆる軍隊式の訓練の発想である。
この問題は教師や指導者だけではなく、先輩から後輩へのいじめ的な指導も当然含まれるだろう。

私自身小学生から剣道を始め、剣友会に所属していたから、その練習は厳しいものだった。
(ただ指導者は警察官だから暴行はさすがになかったが)
先輩から首を絞められ持ち上げられたことがある。一瞬で墜ちた。墜ちて一瞬気を失った自分を先輩達が回りで笑っていた。首を絞めると墜ちるんだよという実験だったらしい。
小学4年生程度ではどうすることも出来ないでいた。

中学生になって剣道部の部長になり、顧問は指導者ではなかったため私が部員を教えていた。練習は厳しくしていたが暴力に頼ることはしなかった。
心の中で「暴力で伝えることは無意味だ」ということを認識していたのだと思う。

その後は空手に転向して、今は主宰する武道の会で指導する立場にある。
一度だけ、ミットを蹴飛ばして遊んでいた小学生の生徒に「こらぁっ!」と怒鳴りゲンコツをしたことがある。その後すぐに、何故叱られたのか、その子の肩を抱いて言葉で説明したが実に後味が悪く、怒鳴ったりゲンコツをした自分を反省した。

感情の昂ぶりを自己コントロールすることは、こと指導者にとっては必須であり、特に体罰や暴力は全く無意味である。それによって指導を受ける側がモチベーションを上げたり結果が良くなったりするものではない。
本当に生徒達に対する愛情があって指導するのなら、理解しやすい解説をしたり長所を見つけて褒めていくことの方がよほど効果的だ。
スポーツは理論以上に身体で覚えていくものであるから、繰り返し継続していく忍耐力は当然必要だが、それは怒鳴っても殴っても身には付かない。
強要したものには必ず反発がある。
心とはそういうものだからだ。

だから心の奥底から湧き上がってくる「強くなりたい」とか「上手くなりたい」といった欲求をどう引き出していくか、が指導者の手腕なのである。

特に子供たちにとって、試合で勝つことだけを目標にしていたら人生は明るくはならない。
一線の選手生命などせいぜい10年~20年。
人生は選手生活以外の時間の方が長いのだ。
それを踏まえたうえで、子供たちに「何が大切か」を伝えていくのが教育であり、スポーツ指導なのである。

現職の特に中高年世代の指導者は、スパルタ式の指導を受けて育ってきた者が多いだろう。だから自分が教えられてきた方法を用いるのがごく自然なのだろうし、それ以外の方法論を持たない者が多いのも事実だと思う。
しかしその旧態依然とした方法論は変革していかなければならない。
特に児童生徒のスポーツ指導においては、結果至上主義ではなく、最も重要なことはプロセスなのだと言うことを。

それを肝に銘じてスポーツ指導を考えていかないと、本当に人びとのために動ける有益な人間は育っていかない。

私も武道指導を続けている立場として、練習生たちと真摯に向き合う気持ちを忘れてはいけないのだと改めて感じている。

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